SOSEI(蘇生)工法事業SOSEI
蘇生工法とは
老朽化したスレート屋根等に三層の特殊樹脂を吹き付け、『防水』『断熱』『補強』等のさまざまな機能や効果を生み出すスプレーカバー工法です。工場の操業を止めることなく、短工期での施工が可能です。
※化粧スレートとは、セメントに繊維素材を混ぜて(または表面に吹きつけて)、薄い板状に加工したものである。
ただのセメントはひび割れやすい欠点があるので、この欠点を補うため繊維素材を混ぜ、耐性を付けている。
繊維素材としてはかつては石綿が用いられたが、アスベスト問題が生じたことから、今日では石綿は用いられなくなった。
かわりに用いる繊維素材は短繊維と呼ばれる、ガラス繊維や合成繊維などの短い繊維である。
蘇生工法の安全性を確保した施工方法(吹き上げ方式)
経年劣化したスレート屋根は非常に脆く、踏み抜き事故が多発し、墜落による死亡事故も報告されております。
SOSEI工法(吹付け作業)においては、スレートに直接乗る事はありません。
第1層、第2層目の特殊ポリウレタン樹脂は瞬間硬化するため、吹き付け後すぐに次工程のコーティングができ、1日約200㎡の施工が可能です。また、10mm以上の厚みで、完全シームレス化を実現し、高い防水性と屋根強度が高まり、踏み抜き事故防止し作業員の安全を確保しながら施工します。
蘇生工法の高い安全性と環境性能
ゲリラ豪雨・台風や地震など、頻発する自然災害も想定し、高い安全性を確保します。
また、屋根塗装工事では必須となる施工前の高圧洗浄が必要なく、含有アスベストを封じ込め、アスベスト飛散の心配がありません。
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防水性
シームレスに一体化することで、完全防水を実現します。
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安全性
荷重平均140kg(大人約2人分)の重さに耐えられるようになります。
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耐久性
「キセノンランプ法」において4000時間(約10年)経過しても変化がありませんでした。
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接着性
40年経過したストレートの引っ張り強度がJIS基準を大幅にクリアしました。
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耐衝撃性
1kgの鉄球を50回落下させても破損がありません。
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断熱性
最大温度差15度の断熱効果があります。職場の環境改善に貢献します。
蘇生工法の施工事例
SOSEI工法(吹付け作業)の信頼と豊富な実績により、お客様に将来にわたって安心を提供します。
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スレート屋根
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金属屋根
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ALC陸屋根
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スレートの重なり
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フックボルト周り
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ベンチレーター(小)
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ベンチレーター(大)
SOSEI工法の流れ
サンマルコの提案営業は、お客様の課題に真摯に向き合い、現地調査~お見積~施工まで、お客様にご納得いただけるよう担当営業が責任を持って対応いたします。お客様の環境に合わせて、平日はもちろん、夜間、休日の施工も対応いたします。
- お客様のお困りな点や、
改善したい点を教えてください。01
蘇生工法はお客様の様々なお困りごとを解消することができます。
「工場・倉庫内夏場の暑い」「屋根の雨漏り」「古いスレート屋根の老朽化、改修の難しさ(アスベスト含有)」「屋根材の飛散(近隣災害)が心配」「屋根材の剥落」「汚れている(美観)」など、まずはお気軽にご相談ください。 - 工法のご提案02
お客様のご要望に応じて、最適な解決策をご提案させていただきます。蘇生工法のみもしくは、他工法を組み合わせして対処することが望ましいのか、営業マンよりご説明させていただきます。あえて蘇生工法をおすすめしないこともあります。 - 現場調査・見積03
実際に現場調査に入らせていただき、お困りごとを再度確認させていただきます。
その際、不具合がほかに発生していないかの確認や、図面・実測による採寸もこのタイミングで行い、お見積りをご提出いたします。 - 施工04
施工のご依頼をいただいた後、ご都合に合わせて施工の日程を決定いたします。
施工管理を行い、工程・品質ともに、弊社にて担保いたします。施工後検査を行い、完了となります。
万が一施工後に気になる点がありましたら、ご連絡ください。 - アフターサービス05
アフターサービスとして漏水保証10年がつきます。
- – SOSEI工法を施工するにあたり、吹付、コンプレッサー等の機材を設置したトラックを2台、施工現場に配置場所、材料置き場の確保が必要です。
- – 吹付の際の塗料飛散対策の養生が必要です。
- – 使用する材料は一部溶剤を含んでいるため、臭いが発生します。